イントロ&ストーリー

追光動画(中国のアニメ会社)とWarnerBrothersがタッグを組んで制作した中米共同制作のフル3DCGアニメ映画『白蛇:縁起』。
2019年1月に中国で公開し大ヒット。
人と妖怪の境遇を乗り越える真実の愛と、時空・前世を超えても途切れることのない壮大なラブストーリーは中国全土を魅了する。
また最先端でハイクオリティな3DCGアニメーションから描かれる壮大な自然や景色、圧巻のアクションシーンの数々、キャラクターの繊細な想いと動きの表現は話題を呼び、中国国内で70億円以上の興行収入を誇る。
2017年以降の少年以上向けの国産アニメ映画の中で、興行収入が最も高い作品になる。(2019年2月時点)
また日本のアニメーション業界にも大きな影響を与えた日本最初のカラー長編漫画アニメ映画「白蛇伝」(中国の民間伝説)が題材でもあり、日本とも親和性の高い作品として知られる。

『白蛇:縁起』は中国の四大民間説話の一つ『白蛇伝』の前世の話。
晩唐の時代、国師が民間人に蛇を大量に捕獲させていた。
白蛇の妖怪「白」(見た目は人間の美少女)が国師を刺殺しようとしたが失敗。
少女は逃亡の末、記憶をなくしてしまったが捕蛇村の少年「宣」に救われる。
「白」の記憶を取り戻すため二人は冒険の旅に出る。
その旅の中で二人は恋に落ちるが、少女が白蛇の妖怪ということも明らかになってしまう。
一方、国師と蛇族との間に激しい戦いが始まろうとしていた。二人の恋に大きな試練が待ち受ける。